基礎知識、これだけは! 2015.11.14

挙式の20分前に電話が!~「ドレスの袖が破けています。」?!!


最近、レースの長袖のドレスをご希望になるお客様が増えてきました。

イギリス王室のウェディングの影響のあるかと思うのですが。

 

実は、レースの長袖はレンタルにあまり向きません。

何故なら、「ドレスの袖の太さ」が「お客様の腕の太さ」にぴったりでないと美しくないからです。

 

袖がゆるければ「だらしなく」

袖がピチピチでは、腕が通らずひどい時には「裂けて」しまいます。

 

今回ジェイディの新作は、「レースの袖つきのスレンダードレス」です。

 

掟破りの「レースの長袖」

マタニティには「お腹が目立つリスク」があるスレンダードレス

 

ついに・・・作ってしまいました(@_@;)

 

あるお客様のフルオーダーのドレスとして先日納品したのですが、

挙式の20分前に会場様から電話あり、「ドレスの袖が破けています!」と。

 

今回、本仮縫い(実際の生地でドレスを組み立てる仮縫い)の時点で袖が太くフィットしていなかったので、袖は「最初からやり直し」することになりました。

 

結婚式の前日の朝まで作業はかかり、夕方に最終フィッティングを兼ねて納品という事態に・・・

私もデザイナーに同行し、新しく作り直した袖のフィット感を念入りにチェック!

 

「素晴らしい!ピッタリです。」とデザイナーさんにお礼を申し上げました。

 

しかし、翌日の電話・・・一瞬凍りつくほど驚きましたが、よく考えて、あえて「絶対破けているということはありません!」と断言。「絶対」と言っちゃいました。

 

実は、着付けの後遠くから見ていた介添えさんが「破けているように見えた」だけだったようです。

 

それには理由があります。

 

袖とデコルテ部分にレースがあしらってあるのですが、ただ単にレースを裁断して袖とデコルテ部分を作ったわけではありません。

 

ソフトチュールに、細かく切ったレースを一つ一つ縫い付けてデザインしてあります。

 

つまり、全体にレースがついているのではなく、ところどころ余白があり、美しい仕上げになっていたのです。

 

確かに遠くから見ると、レースがない余白の部分があまりに繊細で「破けているのでは?」と思ってしまうほどだったのだと思います。

 

今週からその新作ドレスは、レンタルのお客様にもお見せすることになりました。

 

しかし・・・掟破りの「レースの長袖」は・・・

 

フィットしない場合は、その都度作り直す覚悟です。

ちなみにサイズは細身の7号。

サイズ直しがとても難しいため、サイズ違いはオーダーで対応となりそうです。

 

マタニティ専門ウェディングドレスショップとして、これからも挑戦し続けようと思っています。

お客様の欲しいを形に♪

 

 

ライター紹介

花谷 珠里

花谷 珠里

日本で唯一のマタニティ専門ウェディングドレスショップ「JADEE(ジェイディ)」の創業者。 10年以上、マタニティ花嫁さんと真摯に向き合ってきた体験からマタニティウェディングに役立つ情報をお伝えしていきます!

顧客満足度優先の男性プランナーから~こっそり紹介されるマタニティ専門店ジェイディ ドレスプランを白紙に戻した凄腕交渉術♪ 花嫁の母の実力! 都内でリゾート婚気分を満喫?!~シェラトン都ホテル東京