マタニティ専用ドレスが今一つ普及しないのは、現場の方々への訴えが足りないのだと思い、専門学校でこれからブライダル関係の仕事を目指す学生にマタニティウェディングについて教えています。
先日東京ウェディングカレッジの昨年の卒業生から、連絡がありました。
彼女は大手ブライダル会場に就職し、現在プランナーとして新規のお客様の接客を担当しています。
「提携ドレス店は、妊娠していない花嫁さんのためのフリーサイズのドレスを『マタニティ対応』としてお客様に提供しています。でも・・・先生の講義を聞いて『マタニティ対応』ドレスではダメだってわかりました。」
「お客様に嘘をつきたくないんです!本当は『マタニティ専用ドレス』はないのに、『マタニティ用ドレス多数あります』と言うのがつらいんです。」と。
彼女の真摯な気持ちに胸を撃たれました!
まだ、入社して半年足らずなのに・・・
しかし、ウェディングプランナーを目指す多くの方は、お客様の幸せを本気で考えています!情熱が無ければプランナーのお仕事はできません。本人の生来の素質も大切なのです。
彼女のように意識の高いプロフェッショナルを育てる現場で講師をさせて頂いていることに、喜びと深い感謝の気持ちで一杯です。