マタニティドレスデザイナー花谷珠里のコラム 2017.04.22

40歳マタニティ花嫁の本音~本当は順番を守りたかった・・・


「本当は順番を守りたかったんです。結納の後妊娠が分かって。主人も40代中ばで、子どもをとても欲しがっていました。諦めるなんて選択肢はありませんでした。」

 

でも、当惑されたようでした・・・妊娠が分かった時は。

それはそうです!一般的に結婚、出産の順番が当たり前の時代が長かったのですから。

 

「結婚が決まった時、40歳すぎて赤ちゃんができるなんて・・・無理かもしれないと思っていました。」

「毎年10万人くらい日本で赤ちゃんが生まれていますが、その7人に1人が不妊治療の結果生まれているそうですよ。自然に授かることって、年齢を重ねるほど難しいんです。だから、40歳で自然に授かるって本当に凄いことなんです!」

 

結婚式日・・・「できれば、参列者の方にはわからないといいなあ~と思いました。」花嫁さんの本音ですね。それは、「結婚前にできちゃったの?順番違いませんか?」という意地悪な視線に耐えなければならないからです・・・。

 

「女性として、自分の中に芽生えた命を、大切に慈しみ、パートナーと一緒に育てる決心をした花嫁さんに、心からエールを送りたい!」それは、ジェイディがマタニティ専用のウェディングドレスを真剣に作る理由です。

 

結婚式の日、お腹の大きさはわからないドレス。ジェイディのドレスの70%はこのドレス。

 

結婚式の日、体調が悪かったらどうしよう?!軽くて着心地を最優先にしたドレス20%。

 

結婚式の日、大きくなったお腹をカッコよく、綺麗に見せたい!攻めてる系のドレスが10%。

 

 

多くのドレス店がマタニティ花嫁様には「サイズの大きなドレスで対応!」と決めています。

 

結婚式の直前・・・「もっと他に素敵なドレスはないの?」と探すマタニティ花嫁に((妊娠したのはお客様ですよね・・・ドレス店の責任ではありませんしね・・・))言葉にしなくても、そう思われているのがわかって悲しかった。ジェイディに駆け込んでいらっしゃったお客様のお言葉です。

 

ビジネス的には、マタニティ花嫁を切り捨てるのは戦略かもしれません。ジェイディは、そこにやりがいを感じています。大きなお腹のマタニティ花嫁様が鏡の前で満面の笑みを湛えられた時、「やった!」って思うんです。

 

花嫁さんて美しいものです! 新しい命を守っていく決心をしたマタニティ花嫁さんの美しさは内面からあふれてくるもの。本物だな!と思うんです。

 

本物の前に・・・順番?なんて、もうどうでもいいことなのかもしれません。

 

 

 

ライター紹介

花谷 珠里

花谷 珠里

日本で唯一のマタニティ専門ウェディングドレスショップ「JADEE(ジェイディ)」の創業者。 10年以上、マタニティ花嫁さんと真摯に向き合ってきた体験からマタニティウェディングに役立つ情報をお伝えしていきます!

都営三田線の車内広告に本気のメッセージを書くことにしました! ジェイディと心温まる小さな披露宴をレストランでいかがですか? 妊娠7ヵ月でハワイ挙式♪~マタニティウェディングのプロはこう考える