マタニティドレスデザイナー花谷珠里のコラム 2019.03.08

2人の結婚式♪ ~新郎をその気にさせるテクニック


「主役は花嫁ですから」と仰るご新郎様・・・それって、話の分かった大人の対応なのか?

私は違うと思います。

結婚式へのかかわり方が・・・やや弱くないですか?

 

男の人にありがちな「結婚式?そんなの面倒くさいし」みたいな感じを受けます。

 

多分、どうしていいかわからない。結婚式でおしゃれするなんて恥ずかしい・・・男なのに。という思いもあるのかもしれませんね。

 

ジェイディでは、ご新郎様のためにタキシードや紋付き袴もご用意します。

 

その際、ご新郎様にも色々インタビューを行っています。

 

先日タキシードのご試着においでになったご新郎様。

ご職業は公務員。真面目で優しそうな感じ。

 

このタイプは、グレーやブルーの落ち着いた感じの1着をおすすめする業者も多いのではないでしょうか。

 

しかし、そのお客様はダークアメジストや深いパープルのタキシードをご希望になりました。

 

「お、この方は結婚式に前向きに違いない!」そう思った私は、試着の前にゆっくりお話しを伺うことにしました。

 

すると、楽器の演奏や、囲碁、温泉巡りなど楽しんでいらっしゃることが分かりました。

お話なさるときの笑顔が生き生きして、楽しそう。

 

ご新婦様のことを「○○さん」と呼ばれるところも素敵で、深い愛情と尊敬を感じておいでの様です。

 

結婚式の衣裳を選ぶとき、「似合う似合わない」、「デザインが好き嫌い」だけでなく、その方らしさがきちんと表現できているかを大切に考えています。

 

そのご新郎様の選ばれたタキシード。

上質な生地と、美しい光沢。チェックのベストがお洒落な外しのテクニック。

どちらかと言うと上級者向けの1着でしたが、ここに、ご新郎様の隠れた魅力が表現されるな!と思い私も選ぶことに賛成しました。

 

ご新婦様は、スモーキーなピンクと、パープルのドレスをお悩み中。

 

それぞれのドレスの横に立って頂き、タキシードとのバランスを見てみました。

美しい組み合わせでした。

 

ご新郎様にタキシードをおすすめする際に、よくお話を伺うことが大切です。

「お!」と思わせる演出で、ご新婦様側のお客様にもご新郎様のことをよく知っていただく!それが結婚式の大切な意味です。

 

「主役は花嫁ですから~」とか「僕は何でもいいです」と仰るご新郎様には、特に深堀が必要です。

 

結婚式の意義を意識して頂くチャンスでもあります。

ライター紹介

花谷 珠里

花谷 珠里

日本で唯一のマタニティ専門ウェディングドレスショップ「JADEE(ジェイディ)」の創業者。 10年以上、マタニティ花嫁さんと真摯に向き合ってきた体験からマタニティウェディングに役立つ情報をお伝えしていきます!

マタニティ用ブライダルインナーは必要なのか?~現場の実情は・・・ 『スッキリ』の仙台結婚式場のような話、マタニティ花嫁のMe too!も時間の問題かもしれません。 マタニティ専用ドレスを選んだ花嫁のアドバイスが最強です!