マタニティドレスデザイナー花谷珠里のコラム 2015.12.09

人間ジェイディ~専門学校でマタニティ婚の講座を!


マタニティ専用のウェディングドレスを作ろう!

0からの出発。そして10年。

マタニティ婚を取り巻く環境は大きく変化しました。

 

お客様とダイレクトに向き合うジェイディ。

お客様の心の声にいつも耳を傾け、何とか夢を叶えたいと突っ走ってきました。

 

丁度10年くらい前でしょうか。結婚適齢期の女性にアンケートを取ったことがあります。

それには、生々しい気持ちがづづられていました。

「マタニティ花嫁さんを見ると幸せそうだなと思うけれど…自分は絶対にイヤ!」

 

それから2年くらいして、あるブライダルフェアの会場で・・・花嫁さんに付き添っていた女性が

「あ、私の時もしマタニティだったら、よろしくお願いしま~す!」と明るくおっしゃったんです。

 

「おおっ!だいぶ変わってきた。

マタニティさんの結婚式が相当増えてきているな。」と思ったものです。

 

そして、また2~3年経つと・・・

「妊娠していることがわかってもいいです。お腹の赤ちゃんが苦しくないドレスが希望です。」と。

 

「マタニティ婚を肯定する若い世代が増えてきている」良かった(*^_^*)

 

そして、

「マタニティは別に気にしていませんが、やっぱりお腹は目立たないカッコいいドレスがいいです♪」

 

女子なら当然です!ジェイディの腕の見せ所。

 

そして究極は、

「マタニティ婚ならでは結婚式がしたい!です。」と。

 

お客様世代の意識の変化は目覚ましいものがあります。

お腹を目立たせる、目立たせないはお好き好きですが、確実にマタニティ婚をポジティブにとらえている方が増えています。

 

そして、そして、先日のミーティングでは、

「妊娠したことを・・・あまり大袈裟に自慢するようなのは嫌なんです。だって、赤ちゃんが出来なくて悩んでいる人が結構たくさんいるので。」「ハガキ一枚で報告するのは・・・気が引けました。結婚式に来てくださった方に、報告するという形を取りたくて」

 

う~ん、深い思いやりだなあと思いました。

 

 

さてさて、結婚式を挙げる若い世代の意識はこんなに変化して、マタニティ婚を前向きにとらえる傾向にあるのに・・・

ブライダル業界は、それに表面的にしか着いて行っていないような気がしてなりません。

 

多くの会場様のマタニティ婚プランのパンフレットには、マタニティ花嫁さんはきっと着ることができない普通のドレスの写真が掲載されています。

 

マタニティ対応ドレスと称して、2サイズアップのフリーサーズのドレスをお客様に提供して、

「別に、これで対応できているので問題ありません。」と。これはベテランドレスコーディネーターさんのお言葉でした。

 

会場様経営者サイドの方にお話しても・・・

「うちの会場はマタニティのお客様はいないなあ。現場に任せているけど、クレームとかありませんけど。マタニティ用のドレス?必要ないです。」

 

売上がトップクラスのウェディングプランナーさんは、

「最初はおっかなびっくりだったんですよ。私は独身だし、もちろん出産経験もないので。でも、マタニティ婚のお客様は要望もあまりなくて、お急ぎなので、あまり工夫もいらないんです。」と。

 

それじゃあ結婚式をしない「なし婚」層が増えるはずですよ。

 

マタニティ婚を考えるお客様とブライダル業界の認識の差を埋めるにどうしたらよいか?

人間ジェイディは考えました。

 

そして、ブライダル業界を支える若手を育成する専門学校で講座を持たせていただけないかとお願いして回り、やっと来年講座をを持たせてもらえそうです!

 

 

随分時間のかかる種まきだと思われますか?

 

しかし、現場を変えるには若い世代の力が是非とも必要です!

ライター紹介

花谷 珠里

花谷 珠里

日本で唯一のマタニティ専門ウェディングドレスショップ「JADEE(ジェイディ)」の創業者。 10年以上、マタニティ花嫁さんと真摯に向き合ってきた体験からマタニティウェディングに役立つ情報をお伝えしていきます!

誰も言わなかった!リゾート挙式の敵は~虫と太陽!鉄壁の守りはできていますか? 【156㎝より小柄な花嫁様】ドレス選びを失敗してしまう「ある事情」とは? マタニティ花嫁専門ウェディングドレスショップ ジェイディ 代表花谷~手紙で怒りをあらわにする!